「山に登り始めました。 」#3 馬鹿尾根 vs 馬鹿野郎

前回の続き。

水晶岳に行くための第一歩。初登山は丹沢山へ。

 

前回の記事はこちら↓

ついに初登山。丹沢山へ。

少し山のことも説明しながら、手元にある数少ない写真(スマホで撮影)を見ながら当時を回想する。

 

<写真>堀山の家付近 焚き火の煙で可視化された光

↑初登山の1枚目の写真がこれ。。スタート地点とかで「行ってきます!」みたいの撮ったりすれば良い感じになったのに。そーゆーの全く思い付かないタイプみたいなので、今後は意識的に撮ろうと思います。

 

<写真>大倉尾根で塔の岳へ

↑なんかこーゆー道を歩いて行ったんだけど、あんま見慣れない雰囲気の道で凄く良かった。ここは大倉尾根と言うらしい。バカみたいに登りが続くから、通称「バカ尾根」とも呼ばれているらしい。そのバカみたいな尾根を登っている写真が一枚もないのは、僕がバカみたいな顔して必死に登っていたからだ。このときの僕は「こんなに登りが続くバカ尾根と知ってて登りに来る人こそがバカなんじゃないだろうか?」とすら思っていたが、この日がきっかけとなって、僕はこのバカ尾根を何度も登りに来るようになる。もちろんバカみたいな顔をしながら。

 

目指す丹沢山へのルート。

今回は、大倉という所から大倉尾根を登って塔の岳へ。そこから更に奥へ進んで丹沢山まで縦走(※次回に説明する)するというルートで連れてって貰った。今思えば、僕にとって初登山には良いルートだった。連れてってくれた友人Kに感謝。

 

さとうだいすけ
"尾根" をネットで検索すると「山頂と山頂とをつなぐ、みねすじ。また、谷と谷の間の突出部の連続。」とあるが、僕の手を使って簡単に説明してみようと思う。

 

 

↓これが実際の塔の岳や丹沢山付近の図(景図工房「丹沢 - 道志山系図」より)なんだけど、尾根がどれかわかるだろうか?図の中にある"塔の岳"って書いてある場所に行きたい時、何処を通って行けば良いんだろうか?大雑把になるけどそれを説明してみようと思う。

<写真>景図工房さんの「丹沢 - 道志山系図」より

※景図工房さんのホームページ面白いです。山が好きな人にはおすすめです。

 

 

↓例えば、僕の手が山で、赤い旗の位置が山頂だったとしたら。この時、左下のオレンジ色の人が山頂まで行くには何処を通るのが自然かわかるだろうか?まず、人差し指と中指の付け根から登ろうとしたらどうなるか想像してみる。まず付け根まで平らな道を歩いて、そこから登ることになる。そーすると山頂までの距離は短いけど、出だしが結構急で崖登りみたいになる。しかし普通に歩く人がココから行くのは危ない。そーゆう感じで考えたとき、普通の登山の考えでいくとルートは5個。

 

 

↓この5個だね。登り始めやすい爪の辺りからスタートして、ひたすら膨らんだところを登っていく。実際の登山道も、ほぼほぼこの膨らんだライン上にある。そしてこの膨らんだ部分こそが「尾根」と言われる場所だ。

 

では逆にヘコんだ部分は何なのか?

 

 

↓下の写真の黄色いヘコんだ部分。ここは「谷」と言われる。写真の通り尾根の隣には谷があり、谷の隣には尾根がある。

 

 

↓そして各尾根には名前が付いている。もちろん谷にも名前はあるし、他にも「〜峠」とか、「〜出合い」とか、昔の人が色んな場所に名前を付けてくれたお陰で場所を把握しやすい。場所に名前つけた昔の人にはありがとうとしか言いようがない。

 

 

↓改めてさっきの地図を見ると、塔の岳まで行ける尾根が沢山あるのがわかるでしょ?赤いラインが整備された登山道なんだけど、それがほとんど尾根の上にあるのもわかるでしょ?ちなみに大倉尾根は、左下の大倉ってところから、大倉→堀山→花立→塔ノ岳と続く赤い線。丹沢山はその先にある。適当に写真撮ったから一部消えてるけど「沢山1567.1」ってやつですね。

<写真>景図工房さんの「丹沢 - 道志山系図」より

※景図工房さんのホームページ面白いです。山が好きな人にはおすすめです。

 

大倉尾根を夢中で歩いてたら、突然視界が広がった。

<写真>花立山荘付近からの相模湾方面

↑初登山は山よりも空に目がいった。山で見る空はとてもいい。風が強いときは歩くのが大変だけど、雲が風で動く様は本当に見飽きない。

 

 

<写真> 塔の岳山頂

↑夢中になって歩いていたら、わりとあっさり塔の岳に着いた。山頂には、座って何かを食べている人や景色を見ている人がいた。こーゆーのなんか登山ぽいなって思った。しかし僕らにとってここはただの通過点。塔の岳山頂では止まらず、本当に来ましたよっていう証拠写真(山頂に立ってる棒みたいの)だけ撮ってさらに進む!自分が記念撮影とかに全く興味がないことを実感した。

 

ここ塔の岳山頂の景色は360度の大パノラマ!

晴れると富士山も見える豪華オプション付き。

景図工房さんのHPでも山頂パノラマ展望図あります。おすすめ。

 

季節によるけど個人的には夕日をオススメしたい。富士山に沈んでいく太陽はとてつもなく綺麗。そのかわりと言っちゃーあれだが、山頂で夕日を見るってことは勿論、帰り道は真っ暗!拙者は歌いながら半泣きで帰るのでござる。

 

次回、ここ塔の岳から丹沢山を目指します!ア、アディオス!

 

おすすめの記事