「山に登り始めました。 」#6 初一人登山 表尾根縦走

【前回までのあらすじ】

水晶岳に行く為に山に登り始めた僕は、畦ヶ丸登山で水晶岳スイッチが完全に入った。そして畦ヶ丸の翌々日には特訓のため1人で丹沢のヤビツ峠に向かった。今回は表尾根縦走のお話。

 

※ 尾根ってなんだよ? って時は、↓こちらを読んでね。

 

※ 縦走ってなんだよ? って時は、↓こちらを読んでね。

 

 

一人登山童貞の僕が選んだルートは「表尾根縦走」。

まず僕が調べた表尾根縦走ルートのまとめからいきます。詳しく言ってもあれだから大雑把に言うけど、まずヤビツ峠っていう場所までは小田急線秦野駅からバスで向かい、そこから少し歩いて山に入る。表尾根という尾根を歩く。表尾根がどんな道かって言うと、進行方向左手には相模湾!右手には丹沢の山々!所々に様々な秋の花、何処からともなく聴こえて来る鳥の歌、青い空、白い雲!こんな素晴らしい景色を見ながら歩いていくと、待ってましたとばかりに360度の大パノラマ(富士山付き)塔の岳(1491m)に到着する!帰りはそこから趣のある大倉尾根(バカ尾根)を下り、大倉に下山。大倉からバスで小田急線渋沢駅へ。みたいな。

おおおー。なんか良さそうじゃないかー。ってなるじゃん。こんな情報見つけたら行くしかないだろー。

 

 

んで結局、バスでヤビツ峠ってのは面倒だから、あっさり予定変更して車でヤビツ峠に向かう事にした。ヤビツ峠とは、国道246の神奈川県秦野市あたりから山の方に入っていくとある、神奈川県民なら知ってる人もわりと多い峠だ。ヤビツ峠までの道のりは細い山道なので、ここまでバスが来るのか!と一旦驚く。一旦な。決してビビってはいない。そして山男さとうだいすけは、ヤビツ峠駐車場に車を置くと即座に歩き出した。登山口までは少し道路を歩かないといけないということだったが、歩いても歩いても出て来ない登山口。山男さとうだいすけは一旦不安になる。一旦だぞ。「通り過ぎた。。?」なんて思ったり、「次のカーブ曲がって登山口がなかったら引き返した方がいいのかな。。」なんて事を考えたりして、不安がピークに達した頃に登山口への看板発見!山男は、ひとまずホッとした。

 

さあいよいよ1人で山に入る時が来た。

この時のワクワクは今でも覚えている。

 

今回、車はヤビツ峠に駐車したから、塔の岳まで行ったら帰り道は車を回収しに同じ道を戻ってくるしかない(登山では往復することを"ピストン"という)。歩く距離はヤビツ峠から塔の岳までが7.6kmってなってるから、往復で15.2kmってことになる。結構距離あるっぽいけど、自分の中では必ず行けるって疑いなく思った。必ず行ける根拠は何もないんだけど、こーゆー時は大概行ける。もちろん事前にちゃんと情報は集めた。

 

初めての一人登山は、根拠のない自信で始まった。

 

 

↑海方向から見た表尾根の山並み。

 

さすがにわかりづらいけど、説明してる秦野市のサイトが無断転載禁止とかケチなこと言ってるから、禁止言ってるやつを書いた。減るもんじゃないのになー。みんなに転載してもらって表尾根縦走コースへの理解を広めて遊びに来てもらった方が、全ての人が幸せだと思うんだけどなー。俺のこの写真は無断転載歓迎!だぞw まあ表尾根を横から見るとこの絵みたいな感じに見えるんだけど、小田急線で秦野駅とか渋沢駅とかそっちの方を走ってる時にこの山並みは見える。そしてこの絵でわかる通りヤビツ峠から塔の岳までに山を6個越えなきゃいけない。塔の岳が7個目、んで帰りにまた6個通るから合計13個の山を越えることになる。僕はこのルートをはじめての1人登山に選んだ。結局スイッチが入るとストイックなことをやりたがる典型的な体育系のノリ。僕と一緒に本気で何かやってこのノリに巻き込まれたことがある人、マジで申し訳ない。。。と今は本当に反省している。

 

 

いざ!さとうだいすけいきます!

↓昭和のサスペンス劇場的番組ではお馴染み「トリカブト」。植物最強の猛毒と言われてるみたいだ。1人登山の一枚目の写真が「トリカブト」。自分ごとながら「トリカブト」に注目したのは想定外だった。

 

 

↓今、下ってきた道を振り返って撮る。そりゃ撮るよ、珍しい道だったから。鎖場(くさりば)って言うんだけど、実は実際よりも写真で見た方が急に見える。だからここで写真撮影すれば凄い人に見える。ただ油断しちゃいけないのは、ここで死のうと思ったら死ねるぐらいの危険性はちゃんとある。だから真面目に歩く必要はあるんだけど、ビビる必要はない。集中していけば全然大丈夫。ちなみにこのルートでおばあちゃんとすれ違って、「せ、せんぱい!」ってなった。僕も頑張ろう。

 

 

↓ちょっと待て!?

何が「青い空、白い雲」だ。「白い雲、白い雲」じゃないか!。登山の人達は、これを"ガス"と呼んでいる。山でこんな感じになったら「ガスってきたなー。」みたいに言っている。このガスには潤いがあり、運動中の僕にはヒンヤリして気持ちがよかった。心なしか肌がプルプルになる。

 

 

↓やはり持ってるとしか言いようがないワタクシ。塔の岳あたりまで行くと、青い空、白い雲、ニヤける僕。 僕は太陽が出ている空が好き。太陽は本当にあったかくて気持ちいい。そして何よりたくさんの綺麗な色を作り出す。太陽と雲の複雑なグラデーションは、あっちこっちに興味がいく落ち着きのない僕には、見どころ沢山の最高の景色。

 

 

↓次の写真はもう塔の岳山頂。空はいつもより綺麗に見えた。青のグラデーションが見事だった。ガスの中を7kmとか歩いてからやっと現れた青空だからなのか、山で見たからなのか、はたまた自分の気分が綺麗にしているだけなのか。僕は西方向に優雅にたたずむ富士山には目もくれず、ただただこの日の青い空と1491mの山頂に立つ尊仏山荘を撮影。やはり空の美しさは圧倒的。どーもこんにちは、ロマンチストさとうだいすけくんです。

 

 

↓もうこれは結構戻ってきてからの写真だな。またもや写したのは空。僕ったらもうお茶目すぎる。

 

 

↓今回のルート13個目の山 ''ニノ塔'' からゴールのヤビツ峠に下るときに正面に見えた大山(1252m)。大山は僕の実家(座間市)あたりから見える。子供の頃から良く見ていたのでやはり愛着のある山なのだが、この写真は見慣れた大山の反対(裏側)から見ている状態になる。この裏側が新鮮で、僕はすぐに写真を撮った。

そして写真はこれで終わるという。。。なんで写真が少ないか。その理由は簡単で、歩くのが楽しくて写真なんて思い出さなかった。なんかテンション上がってずっと早歩きで歩いてた。せっかく1人で来たから自分の気分に任せて歩いていたら、早歩きとか小走りとかも混ぜ始めて、気付けば7時間20分というコースタイムのルートを4時間で帰ってきた。このペースの速い登山で気付いた楽しさが結構あって、この気付きが今の僕の登山スタイルの軸になった。これも順を追って記録したいと思う。この表尾根もそうだけど、丹沢は割と近いからちょこちょこトレーニングに行った。他の日に行ったときの表尾根とか綺麗な写真あるので、写真整理したら載せたいと思います。空を中心に撮ってたけどね。 アディオス!

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